社内コミュニケーション

社員同士のコミュニケーションを深めるオフィス空間とは

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社員同士のコミュニケーションの大切さ

仕事をするにあたって職場の環境というのはとても重要なことです。
これは、設備や立地といったハードの面はもちろんですが、中での人間関係のようなソフトの面でも言えることです。
人間関係の悪い職場というのは働きにくいですし、働いていても嫌な気持ちになることも多いものです。

特に、近年では離職率の高さが話題になっています。
新卒で入社した社員の3割が新卒入社後3年でやめていると言われています。

今は就職現場も売り手市場であるために、企業側も学生を確保するためにたくさんの努力をしています。
説明会では丁寧に説明をして、会社のことをよく知った上で入社するよう進めています。
しかし、この努力が逆に思っていた仕事とのギャップに悩む原因となっています。

また、昨今の長引く不況の影響で雇用状態は決して良くない状態が続いています。
一度就職した会社に退職するまでいることができる保証もないですし、会社がなくなる可能性もあります。
このような危機感から会社への帰属意識の低い社員も多くいます。

会社にとっては退職者が出ることは大きなマイナスです。
採用から入社までにかけて来たコストや入社後新入社員として仕事ができなかった期間の給与といったものをロスしますし、人員が減ることで仕事の負担も他の社員に増えることになります。
このようなロスを回避するためにはコミュニケーションの活性化が重要な役割を担います。

人との繋がりがあれば、不明点や不安、悩みや愚痴といったものをこぼせる相手ができますし、会社への帰属意識も高まります。
このような繋がりや意識ができてくれば仕事を辞めにくい環境にもなりますし、辛くてももう少し頑張ろうという気持ちになることができます。
そのためオフィス内のコミュニケーションの活性化は会社にとってとても重要なことなのです。

コミュニケーション活性化のためのオフィス整備

社内で自然とコミュニケーションが取れる環境を作ろうと、最近ではオフィス環境を整備する会社が増えています。
具体的には、カフェスペースやリラックススペースがあり、社外ではコワーキングスペースが挙げられます。

休憩のために外にコーヒーを飲みに行かないように、職場内にコーヒーマシンやカフェスペースを置くことで、社内で休憩する人が増えその場を用いてコミュニケーションをとることができるようになります。
また、従来の会議室だけでなくもう少しリラックスした空気で話すことができるようなスペースを作ることでアイデアを出しやすい環境を作ったり、会話の機会を設けられるようにという工夫がされています。

他にも、コワーキングスペースでは、仕事を通して様々な意見交換ができるので、フリーランスの人などが活用していることが多いです。
中には保育サービスが併設されているところもあり、男性だけれはなく女性も積極的に利用できるように配慮されています。

社員同士のコミュニケーションを活性化させるために、そういったスペースを活用していきたいですね。